令和2年10月1日
日本地区ガバナー 増田好平
全国のキワニアンの皆様そしてサポーターの皆様、10月から2020-2021年度国際キワニス日本地区のガバナーとなりました東京クラブの増田好平です。
私がキワニアンにしていただいた、即ち、東京クラブに入会させていただいたのは、平成21年12月でしたので、既に、10年以上が経過いたしました。多くの会員の皆様がそうだと思いますが、私も、役所の第一線から退いて時間的な余裕が生まれたときに、先輩から入会の勧誘をいただくまで、「キワニス」という言葉すら一度も聴いたことがありませんでした。これまで、私自身、熱心なキワニアンであったとは思っておりませんが、平成23年10月から3年間、東京クラブの広報委員長を、またその後、2017-2018年度の東京クラブの会長を務めさせていただきました。
このようにキワニアン歴が十分でない私が、岸本前ガバナーのように、「国際キワニス日本地区ガバナー」を務めることが出来るか、必ずしも十分な自信があるわけではありませんが、このような役割を与えられた以上、精一杯がんばりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
2020-2021年度国際キワニス日本地区の事業計画は、先日の役員会で承認されましたが、主な内容は、以下の通りです。
私もガバナーとして、この事業計画の実現に皆様と共に努力を傾注したいと思います。その際に、私なりに、留意すべきと考える点を幾つか述べてみたいと思います。
一つは、国際キワニス日本地区のあるべき形とは何かを追求したいということです。私は東京クラブの広報委員長として、平成26年に、東京クラブの「50年史」をまとめさせていただきましたが、その過程で勉強させていただいたのは、昭和39年創設時の東京クラブの方々は、東京クラブについて、国際キワニスの中での独自性、「日本らしさ」の確保をめざしておられたようだということです。このような経緯も踏まえて、「国際キワニス日本地区とは」を考えていければと考えています。
次に、各クラブのそれぞれの地域の特性等に合わせた、活動等を奨励したいということです。その事によって、各クラブの活力が生まれてくるものと信じています。
最後に、昨今の「コロナ禍」との関係です。最近、少しその蔓延の勢いがおさまってきているような感じがないではありませんが、日々の陽性者数の推移をみると、今年春頃の緊急事態宣言時点の頃とそれ程の大きな差はありません。また、これから、秋冬にかけて更なる流行を心配する声もたくさんあります。比較的、年齢層の高いキワニスですので、感染に気をつけることは当然です。その意味で、残念なことではありましたが、今年9月に予定されていた国際キワニス日本地区金沢大会及び来年3月に予定されていたASPAC仙台大会の中止は、適切な判断だったと思います。これからも、キワニスの活動を通じて「感染者」が出るような事態は避けるべく、感染防止対策に、万全を期すことが重要と考えます。
これからの1年、以上のような点に意を用いながら、活動を進めていきたいと存じますので、重ねてにはなりますが、よろしくお願いいたします。