2014/03/10 企業での「キワニスドールをつくる会」に参加して

昨秋(2013.10.4)は都心の外資系生命保険会社、先日(2014.2.5)はお台場にある大手飲料会社のボランティア支援制度に基づく、「ドールをつくる会」に出席しました。前者は若手社員を中心に約30名、後者は幅広い年齢層から16名が参加されていました。いずれも、ボランティア活動委員会の洗練された会の運営と、それに真摯な眼差しで応えられていた参加者の笑顔に大きな感銘を受けました。特に心に残ったのは次の3点です。

製作作業に取り掛かる前のDVDの放映、委員会講師の簡にして誠に要を得たご説明、そして綿詰めから最後の開口部くけ縫いまでの一連の流れは、ある種の形式美と言っても良く、東京キワニスクラブの伝統文化になっていると思いました。
参加された皆さんが口々に、「自分で作った人形に愛着を持つが、これが子ども達のお役に立つと思うと気持ちが癒され、喜びが倍になる」と感想を述べておられましたが、そのお顔は輝いていました。
作業後、「キワニスはどういう意味ですか」、「このドールは海外にも行くのですか」、「クラブの会員は他にどんな活動をしているのですか」等の質問を受ける中で、キワニスクラブへの関心と理解が徐々に浸透していることを実感しました。

こうした催しを企業との間で地道にアレンジしておられる日本フィランソロピー協会の加瀬川事務局長、そして一緒に充実した作業に加わった東京クラブの仲間の皆さんに心から感謝を申し上げます。機会があれば次回は、私もお針を持って、くけ縫いにチャレンジしたいと思います。