国際キワニス日本地区

The Japan District of Kiwanis International

2010-2011ガバナー川﨑 弘

国際キワニス日本地区 2010-2011 ガバナー 川﨑 弘

ご 挨 拶

 「キワニス」は、アメリカのデトロイト周辺に住んでいた原住民の言葉「NUN-Kee-Wan-is」(皆一緒に集まる)に由来しています。そして この言葉を冠した国際キワニスクラブは、世界に広がる三大社会奉仕団体の一つとして、世界の90ヶ国以上で約8,000のクラブと25万人のキワニアンが 奉仕活動に取り組んでいます。 さらに、1990年代に入ってからは、特に「幼い子供達のための奉仕活動」に力を入れており、それを支える青少年を構成員とする「Kファミリー」等の会員 をも合わせると、約60万人のメンバーが「YCPO」(Young Children Priority One)のスローガンのもとに活動を続けております。

 日本では、アジア太平洋地域で最初のクラブとして東京クラブが1964年に設立された後、現在では全国28クラブ、約1,600人の会員が子供達へ の奉仕活動を中核に据えつつも、文化や伝統の尊重、自然環境の保全、内外の災害への救援、地域社会への奉仕等々、幅広く社会福祉活動に取り組んでいます。 また一方では、キワニアンライフが楽しいものとなるよう、会員相互の交流・啓発に寄与する各種プログラムに工夫を凝らしています。 キワニスの活動を活性化し、その事業内容をさらに充実するためには、組織としての足腰を先ず強くする事が肝要であります。今期も既存クラブの5%以 上の会員純増(20人以下のクラブはチャーターメンバーの維持)と、年間2クラブの新設を目標として、その実現に努力することとしております。

 ところで、百年に一度と云われた国際的金融危機とそれに触発された実態経済の世界同時不況は、国際キワニスの活動にも少なからぬ影響を与えた様です。 メンバーシップ数の減少、クラブ活動の停止・低迷が一部にみられることから、国際本部でもその対策をいろいろと模索しています。その結果として、キワニス の活動や組織・運営方式の活性化を実現するため、創造性、多様性、柔軟性志向をもっと大胆に取り入れることを奨励し始めています。  ひとつは、衛星クラ ブや企業・団体クラブ形態の活用です。クラブの組織や構成する会員に多様性を持たせる工夫です。サテライト形態の小規模クラブでの発足を認めたり、また構 成員もユースメンバー主体(ユースクラブ)或いは女性主体(女性クラブ)と、それぞれの地域の実情に合わせた工夫を凝らせば成果も期待できます。既に熊本 が遠隔地型のクラブと女性クラブの2クラブ、芦屋と西宮がそれぞれユースクラブ1つずつの設立に成功されています。 昨9月京都大会で、学生会員(それに準ずるものを含む)に対する会費の半額化が決定されました。この特例は、キワニスの活動に関心はあるが、会費を負担す るゆとりが無い学生さん達の参加を促すものと期待しています。明日のキワニス活動を支えてくれる人達ですから。

 第2に、近隣クラブ等との連携をはじめとして、他企業とりわけCSRに熱心な企業や団体とのネットワーク化による奉仕活動プロジェクトの推進でありま す。我々会員に最も親しみ深いキワニスドールプロジェクトは年々着実に知名度も上がっていますが、今年4月東京、横浜、埼玉クラブの共催によるキワニス ドールシンポジウムは、これに呼応する関西ディビジョン(神戸、京都、西宮、芦屋)のシンポジウムも開かれて大いに盛り上がりをみせ、メディアにも報じら れました。これらをさらに広げて、様々な奉仕活動の輪を大きくしていくために、創造性、多様性、柔軟性に富んだ発想でイベント作りや奉仕活動の活性化を進 めたいものです。

 もうひとつ、会員増強について触れますと、先に欧米の会員数の減少に言及しましたが、女性会員についてはそれ程でもなく、その結果として女性会員比率は 2007~2008年の間に23%から29%に高まったと云われています。国際キワニスのニール会長は、会員増強のために女性会員にフォーカスして成長の 転回を図りたいと力説していました。

日本でも、小池前ガバナーの活躍、女性中心の東京千代田クラブの発足、着実に増加の歩みを見せる女性会長の数等を考えると女性会員増強のキャンペーンを行う時期が到来していると云えましょう。

 折しも国際キワニスが取り組む第2次ワールドワイドサービスプロジェクトは、「妊婦、新生児の破傷風撲滅運動」に決まり、今後5年間に亘りユニセフと協 力して募金運動を進めることになりました。このプロジェクトへの取り組みもあるので、広報活動の本格的強化が必要となりましょうが、この機会を活用して女 性会員増強運動を進めるのも一考でしょう。

 私は、平成22年10月からの1年間、国際キワニス日本地区ガバナーの大役を仰せつかりました。微力を尽くしてその任を全うする所存でありますので、会員各位のご支援、ご協力の程をお願い申し上げます。

Copyright © 2000-2019 国際キワニス日本地区 All rights reserved.